コムハウスTOP > 株式会社コムハウスのブログ記事一覧 > 売れるものをつくるという考え方

売れるものをつくるという考え方

≪ 前へ|箕面市から医療機関へのアクセスと出産を考える   記事一覧   消費者は実は消費税を納税していない|次へ ≫

売れるものをつくるという考え方

カテゴリ:ノウハウ記事



 売れるものをつくるという考え方





企業が市場に対してどのように製品やサービスを提供するかという考え方は、時代とともに大きく変化してきました。


この変遷は、18世紀後半の工業化の発展に伴い、顧客のニーズに応える形で「生産志向」から「製品志向」、「販売志向」へと進化しています。





1. 生産志向の時代

生産志向の時代は、物の供給が需要に追いついておらず、「作れば売れる」という時代でした。


企業は、いかに効率的に大量生産するかが重要課題で、商品が足りない状況を解消することに力を注いでいました。


この段階では、特別な販売戦略は不要で、ただ製造すること自体が成功の鍵でした。





2. 製品志向の時代

需要が満たされ始めると、人々は「質の高い製品」を求めるようになります。


これが製品志向の時代です。単に作るだけでなく、他社と差別化された高品質な商品を、できるだけ低価格で提供することが求められました。


企業は、技術力や品質の向上に力を入れることで、顧客の心を掴もうとしました。





3. 販売志向の時代




次第に市場に高品質な商品があふれ、供給過多の状態が訪れます。


この時期には、製品自体の魅力だけでは不十分で、「どう売るか」が重要なポイントとなりました。


ここから企業は、消費者に対して製品の価値をいかにうまく伝え、購入を促すかという販売志向へと移行します。


広告やマーケティングが本格的に重要視され始めたのは、この段階です。






4. マーケティング志向の登場

やがて、製品志向や販売志向だけでは限界が訪れました。


経済が成熟し、顧客がさらに多様なニーズを持つようになると、「売るためのもの」ではなく「売れるものをつくる」という考え方が登場します。


これがマーケティング志向です。


企業は市場(顧客)のニーズに基づいて製品やサービスを設計し、顧客の期待に応えることで成功を収めようとします。


アメリカでは1900年代初頭、日本では1950年代半ばから「マーケティング」という言葉が広まり、今や企業戦略の中心的な考え方となりました。


マーケティング志向は、単に商品を作って売るのではなく、顧客の声に耳を傾け、ニーズに応じた価値を提供することが成功の秘訣です。


こうした顧客志向のアプローチは、企業にとって持続的な成長の鍵となり、現代のビジネスシーンにおいても不可欠な要素です。




この記事では、マーケティングの進化について解説しましたが、さらに具体的な不動産業界における応用については、当社のマーケティング戦略ページ最新の不動産市場分析レポート、そして**成功事例集**もぜひご覧ください。




  1. 箕面市の不動産情報
  2. 住宅ローンの基礎知識
  3. 78:22の宇宙法則 不変の法則




≪ 前へ|箕面市から医療機関へのアクセスと出産を考える   記事一覧   消費者は実は消費税を納税していない|次へ ≫

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

>>全ての記事を見る

XMLRSS2.0

竹村 光平 最新記事



竹村 光平

初めまして、竹村と申します。お客様にとって理想の住まいを共に創り上げていけるよう心掛けています。柔軟な発想とお客様のご要望を大切にし、夢や希望に寄り添いながら、より良い提案をご提供できるよう心から努めてまいります。どんな些細なご質問やご相談でも構いませんので、お気軽にお声かけください。共に素敵な不動産の未来を築いていけることを楽しみにしております。

スタッフ情報を見る

 おすすめ物件


Grande Comfort

Grande Comfortの画像

賃料
23.5万円
種別
タウン
住所
大阪府箕面市外院3丁目3
交通
箕面萱野駅
徒歩24分

Grande Comfort

Grande Comfortの画像

賃料
17.8万円
種別
タウン
住所
大阪府箕面市外院3丁目3
交通
箕面萱野駅
徒歩24分

Grande Comfort

Grande Comfortの画像

賃料
18万円
種別
タウン
住所
大阪府箕面市外院3丁目3
交通
箕面萱野駅
徒歩24分

ビューコート箕面

ビューコート箕面の画像

賃料
9万円
種別
マンション
住所
大阪府箕面市外院2丁目9-1
交通
箕面萱野駅
バス11分 外院 停歩2分

トップへ戻る