不動産会社を訪問する際の持ち物と注意点
訪問に適した曜日や時間帯は?
不動産会社に相談する際、訪問のタイミングも重要です。
まずは事前に相談内容を明確にして、担当者の対応が可能な時間帯に合わせて訪問するとスムーズです。
不動産会社は、土日に物件案内や商談が集中するため、ゆっくり相談したい場合は平日の訪問が理想的です。
多くの不動産会社では、毎週水曜日を定休日とする場合が多く、火曜や木曜も追加で休みとすることが多いです。
特に月曜日は物件調査やローンの事前審査、広告手配、社内会議などで営業担当者も多忙です。
そのため、木曜日や金曜日が比較的ゆとりがあり、じっくり話を聞いてもらいやすい曜日といえます。
なお、弊社は定休日を設けていないため、いつでもお客様のご相談を受け付けております。
訪問時に持っていくべき書類・持ち物リスト
不動産会社に訪問する際に必要な書類や持ち物は、売主・買主の立場によって異なります。
以下の表に、役立つ持参物をまとめました。これらを揃えることでスムーズに相談が進み、的確なアドバイスを受けられるでしょう。
売主の場合
書類 | 必要な理由 | 備考 |
---|---|---|
物件概要書 (購入時のパンフレット・チラシ等) | 価格査定や状況の把握に必要 | 一戸建てや住所、面積など物件の基本情報が分かるものが理想 |
登記事項証明書 (または固定資産税納税通知書) | 地番、評価額、築年数を把握するため | 登記事項証明書では権利関係も確認可能、納税通知書は地番が記載されたページが必要 |
間取図・敷地測量図 | 物件の大きさや配置、敷地の形状理解に必須 | 部屋の配置や向きの確認に役立ちます |
建築確認通知書 (一戸建ての場合のみ) | 適法性の確認 | 許可内容と現状間取りが異なる場合、違法建築の可能性も |
買主の場合
書類 | 必要な理由 | 備考 |
---|---|---|
収入証明書 (源泉徴収票・確定申告書等) | 資金計画や融資額の計算に使用 | 1期分で構いませんが、3期分あればより精度が上がります |
借入残高確認書 (ローンの償還表・残高証明書等) | 融資額や返済計画を計算するため | もしない場合は残高や月々の支払額を伝えれば対応可能 |
検討中物件の概要書 (パンフレット・チラシ等) | 購入検討や資金計画に必要 | 可能ならば持参しましょう |
不動産会社を訪問する際には、会社の雰囲気や対応も重要な判断基準です。
担当者や受付の応対がしっかりしているかどうかも確認し、信頼できる会社かを見極めましょう。