金利の種類:全期間固定金利型とは?メリット・デメリットを徹底解説!
住宅ローンを選ぶ際、どの金利タイプを選択するかは重要なポイントです。
本記事では 「全期間固定金利型」 について、そのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
金利の仕組みを理解し、自分に合った住宅ローンを見つけましょう!
全期間固定金利型とは?
全期間固定金利型とは、 住宅ローンの借入時に完済までの金利が決定されるタイプ です。
借入当初から最後の返済まで 金利が一定 であるため、将来の金利変動に影響を受けず、計画的な資金管理が可能になります。
この固定金利の中には、 完全固定型(借入期間中ずっと同じ金利)と、 段階金利型(一定期間後に金利が変更されるが、変更後の金利も事前に決定している)があります。
全期間固定金利型のメリット
✅ 金利が一定で安心 全期間固定金利型は、市場金利の変動に影響されないため、将来的な金利上昇リスクを回避 できます。
特に 低金利時に借入れを行えば、長期間にわたり低金利の恩恵を受けられる のが大きなメリットです。
✅ 返済計画が立てやすい 金利が一定であるため、毎月の返済額が明確です。
家計管理がしやすく、教育資金や老後資金など 長期的な資金計画を立てやすい という利点があります。
✅ 心理的な安心感 金利が変動する心配がないため、経済状況の変化に一喜一憂することなく、 安定した返済が可能 です。
全期間固定金利型のデメリット
❌ 変動金利よりも金利が高め 一般的に、 変動金利型よりも全期間固定金利型の金利は高く設定 されています。
そのため、短期間での返済を考えている場合は、金利負担が大きくなる可能性があります。
❌ 金利が下がった場合の恩恵を受けにくい 市場金利が下がったとしても、全期間固定金利型を選択した場合は、低金利のメリットを享受できない ため、変動金利型を選んだほうが有利になるケースもあります。
❌ 繰上げ返済時に注意 途中で繰上げ返済をした場合、金利の高い全期間固定金利型では、思ったほどの利息軽減効果が得られないこともあります。
繰上げ返済を積極的に行う場合は、変動金利型も検討する価値があります。
段階金利型とは?
段階金利型は、 一定期間(通常10年間)の固定金利期間終了後、あらかじめ決められた金利に変更されるタイプ です。
これは全期間固定金利型に分類されますが、11年目以降の金利が変動する点が特徴です。
段階金利型の特徴
- 前半の金利が低めに設定されている ケースが多い
- 変更後の金利も事前に決定 されているため、計画的な返済が可能
- 固定金利期間終了後の返済額が増加 するため、家計への影響を考慮する必要がある
まとめ
全期間固定金利型は、将来的な金利上昇リスクを避けたい人、返済計画を明確にしたい人 に適しています。
一方で、変動金利型よりも金利が高めに設定されるため、総支払額を抑えたい場合は注意が必要です。
住宅ローンの選択は、ライフプランや資金計画に大きく影響する重要な決断 です。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った最適なローンを選びましょう!
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